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![]() ・・・・・建築家・ヴォーリズ設計、癒し系の大正モダン邸宅 最近の東京都心は次々と高層ビルが建てられ、驚くほどの変貌を遂げている。 東京は実際に歩くと分って頂けると思うが、とても起伏に富んだ土地。しかしこの所の高層建造物の建設ラッシュで、起伏がある地形だからこそなし得る、東京の風情が徐々に失われているような気がしてならない。坂の下に建てられたビルが、10数メートル高い坂上の街並みを見下ろすなどは、当たり前の今日この頃だ。 21世紀の社会は、起伏の富んだ東京の地形をも制してしまったのかと思うと、ちょっぴり怖い。 坂上も坂下もすっかり高層化され、地図の上から等高線が無くなったような錯覚に落ちる最近の東京だが、落ち着いた風情を見せるの数少ない場所のひとつが港区元麻布の界隈。分かりやすく言えば、麻布十番から南の坂を上った高台である。 そして元麻布の高台にあるのが、アメリカ人建築家:ウイリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)の建築事務所の設計により、大正10(1921)年に竣工した旧松方正熊邸。現在は西町インターナショナルスクールの施設として使われているが、麻布というイメージにぴったりの瀟洒な洋館である。 ヴォーリズは明治末に英語教師として来日。その後いろいろな縁で、近江兄弟社を設立した人物。ヴォーリズの経歴についてはここでは割愛させていただくが、建築設計に関してはミッションスクールを中心に数多く作品を手掛ける事になった。函館でいえば、遺愛女子高等学校の講堂もヴォーリズ事務所の設計作品である。 また日本国内にはヴォーリズ作品が数多く現存しているが、こちらについてはgipsymaniaさんのプログ〔ヴォーリズを訪ねて〕を参照していただきたい。 さてこの旧松方邸、これまで私のプログで取り上げてきた大正築のモダン邸宅とは少し雰囲気が異なる。 それは外観のデザイン。これまで紹介してきた大正築の洋館は、ドイツ・オーストリアなどの最新建築文化に影響を受けたものだが、この旧松方邸はどちらかというとアメリカ的な影響が強い作風といえる。外壁のモルタル塗り(ドイツ壁)に大きな窓、曲線やら幾何学やら無縁のシンプルな出来栄え。逆にこのシンプルさと明るさが、いかにも大正らしいとも思える。 学校施設という事もあり外部からの見学のみだが、たまに麻布の坂を上って会いに行きたくなる美しい洋館。最近建てられた高層ビルとは違った、温もりを感じられる癒しの名建築ではないだろうか・・・・・。 ![]() ◎設計:ウイリアム・メレル・ヴォーリズ(ヴォーリズ建築事務所) ◎施工:竹中工務店 ◎竣工:大正10(1921)年 ◎構造:木造モルタル塗り2階建て(一部3階) ◎所在地:東京都港区元麻布2-14-7 ❖東京都選定歴史的建造物 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ******************************************************* ★撮影・・・・・2004年5月、2008年2月、2009年1月・7月 ▼なお番外編として、ヴォーリズ設計の麻布南部坂教会の写真も同封しました。下のMoreをクリックしていただくとご覧になれます。 ------------------------------------------------------------------- ★麻布南部坂教会(ヴォーリズ建築事務所設計、大正7年築) ![]() ![]() ![]() ![]()
by sy-f_ha-ys
| 2009-02-02 00:15
| ◆大正モダン建築探訪
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Comments(4)
時代の流れと言えばそれまでなんですが
うちの町でも高層建築で景観が破壊されています。 坂の下から見下ろされている…奇妙な景観です。。。 こういった手作り感の感じられる建物は温もりがあり ひとの心を引きつけますね。 こんなにステキな建物が周りの建物に埋もれてしまうのは 寂しいしもったいないです。 でも 時代の流れ、仕方ないのかな。
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gy1117さま、以前はそんなこと少しも思わなかったのですが、
至る所に建てられる高層ビルを見上げながら、「不思議な風景だな~」 なんて思っている今日この頃です。 かっては高根の花だった山の手の高台も今や見下ろされる....、 地上も地下も全て制覇したような現代、これも時代の流れなんですかね。
私が訪ねた時は改修中だったので、あまり良い写真が撮れませんでしたが、
これは、雰囲気が出ていますね。 何回か行かれたようですが、数枚のアングルはもしかしたら門の中から? 門にガードマンが立っていて警備が厳しいようでしたが、入ることができたのですね。
gipsymaniaさま、この記事は今年の正月に撮影したものを中心に掲載しましたが、到着したのが日没直前で、ちよっと暗い写真が多くなってしまいました。
あとさすがに門の中は入れませんでした(笑)。この建物って道路側から見ると窓の大きさが微妙に違うんですよね、いつも窓のバランス具合を見ながら、屋敷として使われていた頃を想像してしまいます。
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